ようこそILMA Expressへ!
 ここILMA島を舞台に、漫画と遊びの
 成果をニュース形式でお届けしています。
  お問い合わせはこちらにどうぞ。

 艦隊旗艦、遭難す!
 ILMA島艦隊のジムニーが
 自走不能、回収へ!

 イラスト置き場
 年賀イラスト3作も頂きました!
 ありがたやの緊急掲載!

 ILMA国際会議場
 実はタダの島の集会所。
 偏った話題大歓迎!!

 ILMA Express刊行物のご案内
 ようやく完成、新コーナー。戦車やら
 宇宙船やら、メカものばかりですが。

 TYD ILMA出張所
 あなたのマシンで宇宙人探し!
 Team Yellow Dwarfを応援しよう。

 ILMA戦車隊
 自作戦車プラモの総合展示場。
 猫耳戦車仕様のRCタンク展示中

 ペットボトルロケットのゲーム!
 CGIを使ったペットボトルロケットの打上げ

 護岸工事開始!
 javaが直ったリンクページ
HITS

« G7マウス故障… | メイン | もうすぐ色塗り »

ペン入れ、終ったー!

最後のコマのペン入れが完了しました。うおー、なんか一生終らないような果てしない作業でしたが、前に進んでればいつかはゴールにたどり着けるんですねえ(TvT)

で、ラストにペンを入れたのが、このコマです。おもいっきりお話の真ん中辺り。もともと下書きがあったところを描き直したんです。この話を書き始める前から、三式中戦車の激発機構がどうにも分からず、ずーっと悩んでたのでした。中目黒の防衛研究所 戦史資料室に何度か通って、ようやく概要が判明した次第です。一番最初から疑問があった部分を、最後に絵にできたってのは、大変感慨深いです。

で、その三式中戦車の激発なんですが、いわゆる「砲手」ってのはいないのです。狙うだけの「照準手」がいて、激発は戦車長側の拉縄(引き紐)を引っ張ることで行います。でもこの拉縄、微妙な位置についていて、戦車長か装填手のどっちが引くのか、ちょっと謎。劇中では一応装填手が引いてます。

最後に防研に行った日の日記を追記欄にくっつけておきますので、ご興味がございましたら、ご参考まで(^^)

さあて、ようやく色塗り、の前にスキャン、の前にゴムかけ…いや、ネーム書きが先か…まだ遠いですorz

−−以下、日記より転載−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
本日ほぼ1年ぶりに防衛研究所の戦史資料室に
行って参りました。お目当ては三式中戦車が搭載する
「試製三式戦車砲及同?型取扱指導ニ関スル説明書」です。
今日こそ激発把(戦車砲の引き金)の謎に決着を着けるべく
これ一冊を中心に調べることに。

わら半紙に手書き原稿を謄写版刷りしたもので一部判読も
難しい本なのですが、読んでくうちに恐れていたことが
明らかに。どうやら三式は拉縄で激発していたようです。
それも、砲手じゃなくて、戦車長が。がーん!!!

引金も付いてることが判明したんですが、なんとこれ、
戦車長側にあって、それも閉鎖器に直付けです。手なんか
かけてたら指ごと駐退しちゃいます。
むーさんのHP(http://homepage3.nifty.com/muwsan/)
にある三式内部の実写写真で、閉鎖器レバーが
写ってるんですが、その下にちょこっと見えるレバーが引き
金だったのです。拉縄を縛るための穴が開いてます。
http://muwsan.hp.infoseek.co.jp/photo-type3i.htm

道理でどこを探しても激発把(トリガー)が見つからなかったわけだ。
最初から 無かったんだから。漫画では激発把を握るシーンは
避けていた のですが、描かなくてよかったー。個人的には激発把を
握る絵が描きたかったんですが、構造が分かったんで
後付パーツってことで、オリジナルで描こうと思えば描ける
ことも判明しました。結構大掛かりな構造になるけど(^^;
いや、逆に二人がかりで激発するシーンもなかなか…。

しかし一喜一憂の数時間でした。
1拉縄による操作、の判明 <がっかり
2引き金の存在の発見   <おお!
3引き金の構造の判明   <なるほど!なるほど!
4引き金の図面発見    <ええ?こんな形?
5自宅でむー氏の画像確認 <がっかり
ってなもんです。

以下、自分用の覚書きメモってことで。
・試製三式戦車砲は一式砲戦車に搭載されてて、同?型が三式用
・同説明書は両砲を一緒に説明したもの。構造の違いがかなり細かく書いてあった。例えば、閉鎖器レバーが水平型になったのは、砲が俯角を取ったときに天井に当たるのを防ぐため。照準器の違いとか、そのたもろもろ。
・なのに、激発機構の違いに関しては記述なし。手順に関しても、安全装置を激発に位置し、拉縄を水平に引くべし、の一言で違いは明記されず。どうやら一式砲戦も三式中戦も激発方法は同じらしい。
・一式砲戦は戦車長が砲手だったらしいのはどっかの文献で確認済み(出典忘れた)。

・九○式野砲に関しても調査。こちらは詳しい図面集と、活字印刷された取扱説明書があり。初期の手書きものもあり。
・引き金と拉縄の構造に関しては全く同じ。というか、九○式戦車砲(訂正です。試製三式戦車砲の書き間違いでした)の説明書は九○野砲の説明書と同じ文面の引き写しだった。構造に変化なし、と判断。
・九○式野砲の閉鎖器図面の中に引き金の引き出し線があり。むー氏のHPにある三式の閉鎖器と同じ構造であることを確認。閉鎖器レバー、引き金、抽筒子レバーとも、位置、構造に変化なし。
・上記写真では、引き金は拉縄をかける穴がついているだけ。激発把などへのリンクケージは見当たらない。
・状況証拠として、ファインモールドの解説書には「砲手(照準手)」とある。激発は担当しない? 原書での確認には至らず。<次回の課題

その他、お役立ちメモ
・門脇で出す申し込み書、欄外の「防研」のところを丸印で囲うこと。
・新規導入されていた電子検索端末は意外と使える。検索結果を打ち出したラベルシールを書類に張るだけで貸し出し可能。すごく手間が省けるのに、誰も使ってなかった。
・司書さんにお話を聞いてる方もいらっしゃったが、どなたも「雑誌の取材で」「兄が満州に」といった逼迫した内容。「趣味の漫画描きで」では、ちょっと聞きづらい(^^;
・資料室の近くに食堂があるらしい。

コメント (2)

LJ20糊:

わーい、ペン入れ終了お疲れ様です。
また珠玉の作品が読める時が近づいてきた訳ですね。
日程も詰まって来ましたが(汗
健康には気を付けつつ頑張って下さい∠(^_^)

おかげさまで、なんとかここまでたどり着きました。まだ先は長いですが(^^;
本日、どうにか、ゴムかけ&スキャンが完了。これからゴミ取りです。
ホントに日がなくなってきましたねえ。あと一息。
終ったら遊んでやってください(^^)

About

2006年06月23日 22:55に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「G7マウス故障…」です。

次の投稿は「もうすぐ色塗り」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type