"98.11.01"Issue
オクタマ島の"SJ-10"が外装改修
新外装はカラー変更の可能性大
老艦のため工期延び,秘密工事が明るみに

オクタマ島巡洋艦隊の長老艦"SJ-10"の外装の全面改修工事が進行中であることが,同島消息筋の内部資料より明らかになった。その資料によると,この補修工事はすでに9月中旬に着工しており,10月中旬の完成を目標に作業が進んでいた模様だ。当初は写真右の状況だったが,10月末現在で左の状況まで作業が進んでいる。

 改修用施設には錆落とし用の電動ドリル+ワイヤーブラシや研磨ブラシ(写真下)が導入されていることが収集された画像データから判明している。外部より調達した工作機械の導入により,同艦隊司令部は同改修を短期間で秘密裏に完了させることを狙っていた模様だ。しかし,予想以上の錆の発生が判明し,その対策で工期が大幅に伸びてしまっているものと分析される。

 10月31日現在,ほぼ錆の除去と下地の処理が終わり,下塗りも8割程度終了している模様だ。しかし,一時はボディのあちこちに穴があき,相当悲惨な姿を晒していたという情報も入っている。現状への復帰までにすでに11本の錆止めスプレーを使用している模様だ。なお,注目される「色」であるが,現在は下塗りまでしか確認できておらず,どのような偽装を行ってくるかは依然不明である。

 この件について公式ルートを通じて同艦隊司令官のあいば氏に確認を行ったところ,補修を実施中であることは認めたものの,そのほかの点については「現段階で公表できることはない。ノーコメントである」と,情報の公開を拒否している。このSJ10は1980年製で,退役も時間の問題であるという見方が一般的であったが,今回の秘密改修事件が明るみに出たことにより,同艦隊ががひきつづきこのSJ10を実戦配備していくことが明確となった。

 同改修工事に関してILMA島遠征艦隊では「非常に興味深い試み」としつつも,静観の姿勢を取っている。ILMA艦隊にもSJ-10の系列艦であるJA-71が配備されており,問題のマフラー以外にも外装数カ所に錆による穴が発生している。今後同艦隊が持つ情報筋を通じて,技術習得をする工作を密かに開始した模様だ。