"99.05.25"Issue
静岡ホビーショー開催
ラジコン,プラモの新作勢ぞろい
怒涛の取材レポート(前半)

 5月20日〜23日,静岡にて「第38回静岡ホビーショー」が開催された。ILMA島研究員および桜川重工,高倉航空産業の3者は22日に参加,例によって多くの情報収集を行った。当日は情報収集用に新兵器が多数投入され,ILMA島はキヤノンのPowerShotA50,高倉航空はオリンパスのCAMEDIA C-900 ZOOMをそれぞれ外部から一時調達し,会場に臨んだ。特にCAMEDIAには16MBのスマートメディア5枚を準備する重装備だ。

ラジコンは新作が豊漁
 片道200Kmの距離を走破して静岡入りした3者は市内2つの会場を下見したあと,メイン会場のラジコン展示場にて解散,各個に情報収集を行った。まず目に引いたのがかつて会議場であさつき氏より情報提供のあったタイトーの「RCでGO!」だ。プロポでラジコンを操作するもので,素人には全く手が出ない代物。ただ,来場者の偏りからか評判は上々,プレイ待ちの列が絶えない状態だった。

 ILMA-MRCで導入予算が申請されている1/24ラジコンカーは3社ほどが出展していた。写真はカワダの「トリップメイトM-24」。小さな割に走行感がリアルなのが印象的だった。そしてもう一つ目を引いたのが,ヒロボーの新製品「WildFokker」だ。ツインリンクもてぎなどで遊べるミジェットカーのラジコンだ。フローリングの床で実車さながらのドリフト走行を体感できる。フルセットで3万6000円とちょっと高めなのが残念。

 飛行機関係ではスチロール製のお気軽ラジコンが登場。モーターライズはもちろん,なんとゴム動力のタイプも発売された。風圧でプロペラをたたみ,滑空できる。プロポ込みで数万円程度と価格もお手軽だ。

 京商では水中で動作するラジコンを試作展示。赤外線で制御し,60cm角の大型水槽で遊べる。仰角を持った2チャンネルの推進モーター,2パターンに発行させられるLEDを内蔵。水中ゆえの優雅なフライトを披露していた。3万円弱で300台のモニター限定販売をするという。


プラモは意外と不作?
 プラモデルのコーナーでは,新作系のキットでは目立ったものは少なかった。数少ない笑えたキットとしては,ミツワから「日本版ドラゴンワゴン」とでも呼ぶべきか,「日野ドルフィンの自衛隊バージョン(1/35)」が発売される。74式戦車などと組み合わせれば町のプラモ屋の一番棚は即ゲットできそうなインパクトを持っていた。

 海外系ではツクダオリジナルがレベルの珍しいキットを多数投入。ドイツ陸軍の現用車両が数台展示されたほか,宇宙関連キットでもMIRのほか,バビロン5なる謎のキットも展示されていた。近々国内でも入手可能となるのだろうか。

そして,後編へ
 日頃の情報収集が祟ってか,国産メーカーにはめぼしいものは少ない残念な結果に終わった。その後各社は即売場で怪しげなキットやパテ,資料本などを買い漁り,第一会場を後にした。次なる目標は作品展のある第二会場だ。さらに,ILMA-MRCの主ターゲットであるタミヤ本社見学へとなだれ込むことになる。