"99.08.03"Issue

久々の新メカ登場!
KI-CHI氏,Super7を進水
ケーターハムの血統書付きマシンを深夜激写

 ILMA-Messe議員のKI-CHI氏が,公用車両を新調した。購入車両は「'93 CATERHAM LOTUS TC」。未確認情報を聞きつけ,ILMA巡航艦隊はオクタマ島艦隊司令官あいば氏とともに深夜現地に急行した。

 KI-CHI氏はエンジンを切ったまま,外から軽々とハンドルを回し,格納庫からセブンをタキシングさせた。車重500kg台ならではの扱いだ。そこでボンネットを開き内部も公開となった。

 KI-CHI氏が導入したスーパーセブンは由緒正しきケータハム製のもの。エンジンはロータスで,フォードの225E(通称KENT)という,30年前の設計の1600のOHVがベースとなっている。エンジンブロック(腰下)だけ使って,ロータスが排気量アップ,ツインカム化…とチューンしたものだ。もともとレース用エンジンだが,町乗り用に多少低速を太らしてあるという。

 深夜ということもあり,早速試験航行に繰り出すこととなった。目標は高速道路入り口に近い某ステーキハウス。ここは昔からのたまり場で,途中で三十郎氏を迎えるべく,一行は出発した。





蹴飛ばされるような加速
 早速乗車するものの,カーボン製のシートは恐ろしく狭く,普通に乗り込むと腰がはまらない。ホールド性が高いので,あまり深く腰掛ける必要はないことが分かった。そして,5点式シートベルトを装着して発進。野太いエキゾーストと共にセブンはみるみると加速していった。

 セブンの車高は実に低く,手を伸ばせば地面に簡単に触れてしまうほど。地面は濁流のように流れ,ようやく空いた夜の航路を快調なペースで飛ばす。フルオープンの夜景は爽快で,仕事帰りでヘトヘトとなっていた一同の目を覚まさせるには十二分な刺激であった。

 道中の取材でKI-CHI氏は,セブンの導入にあたり,メーリングリストなどで,相当の人脈を築いたことを明らかにした。すでにレース参加者ともかなり親しくなり,いくつかのレース観戦を兼ねたミーティングなどにも出ているという。同セブンもメーリングリストでの紹介によるもので,レース用の各種パーツ類も装着され,非常に状態のよいものであった。

深夜に及んだ会議
 随走するILMA艦隊のルキノ号も必至に追いすがり,運転したあいば氏によれば,客船らしからぬパワーバンド走行を強いられたとのこと。信号で止まるたびにのぞき込まれつつ,一同は数十分で三十郎氏のレガシィ号が停泊する港前に接岸,ここで三十郎氏が助手席に乗り込んだ。

 某ステーキハウスは深夜までファジーに営業する店。さすがにタコスなどの軽食となったが,話は弾み,午前2時過ぎにようやく解散となった。

 解散後はあいば氏がようやく念願の助手席に座り,その後スタンドなどで適宜撮影が行われた模様だ。同車両は今後シートハイトの調整などを行い,大柄なKI-CHI氏専用となる見込み。ILMA-MRCとオクタマ艦隊からはそれ以前に公開運転会の開催を申し入れている。