撃つ!唸る!走る!
今年の静岡は戦車がいっぱい
2000年,静岡ホビーショウレポート
※訂正:京商のBMW V12 LMRの解説で「早々に散った」とあったのは17号車でした。訂正します。
    ちなみに15号車は優勝してます。リタイアの印象の方が強かったモンで。すみません。(05/30)
タイガー エイブラムス  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 5月20日と21日,静岡ホビーショーが開催された。昨年に引き続き,ILMA Expressでは取材を敢行。事前にいくつかの使命を帯びて現地へと赴いた。

90式 90式  今回の見学に参加したのは5名。おかちんを含むたけぞう氏,さくぞう氏が川越で合流したあと現地に赴いたほか,ふじのん氏,松浦氏は直接現地に集合することとなった。

赤外リモコン  
1/16タイガーの咆哮
 今回の最大の使命はタミヤの「1/16RCタイガーT型」をカメラに収めることだ。人だかりができる巨大なステージへと向かうと,すでにエンジンの咆哮が。同エンジンはモーターの回転数に応じて音が変わるというリアルなもの。本体の電源を入れるとクランクによるエンジンの起動音が出るという懲りよう。主砲の発射時には反動により大きく後ろに揺れ,機銃の発射時には銃口のLEDが明滅するといった細かな芸も見せる。車輪は凹凸に合わせて伸び縮みし,障害物を越える際にはリアルな挙動を示す。

トラック  これに刺激されてか,今回は他社からもRC戦車の展示が目立った。タミヤブースのすぐそばでは童友社が同じスケールのエイブラムスをデモ。キャタピラがゴムベルトなのと,主砲のリコイルがないことなどを覗けばなかなかの出来。こちらもエンジン音,発射音を発することができるが,今回はRCコントローラーからの電波を受けてサウンドを鳴らす外部アンプを特別に用意してデモを行っていた。 ダンガン タミヤの10万円に対して,1万9800円という価格面で大きなアドバンテージを有する。さらに,マルイではすでに発売済みの弾を発射できる1/24の90式を2台同時走行でデモ。京商では巨大な1/12の試作品である90式を展示した。
 このほかタミヤブースでは,ILMA会議室で話題となった巨大トレーラー,ミニ四駆の後継を目指すダンガンレーサーの展示などが行われた。(ダンガンレーサーは撮影不可)

要所を突いたミリタリー製品
イタレリJEEP くろがね  ミリタリー関連では,各社が新製品を展示している。主要なものはすでに製品化され尽くしているだけあり,かなりマニアックな新製品が見受けられた。イタレリでは敢えてウイリスMBを発売。幌を張った状態という,これまた虚を突いた製品企画を行っている。ピットロードでは四駆野郎しか知らないような「くろがね四起」が試作品展示。ダイキャストモデルのため1万円近い高値だが,近々発売される見通しという。

C130 A90  航空機関連ではイタレリがMB同様,激戦地のC−130に製品投入を行った。こちらは説明員がおらず,どういったヒネリが加えられているかは不明だ。さらにハセガワ(?)のブース内では尾翼にプロペラを搭載する変わった水上機A-90が試作展示された。たけぞう,さくぞう両氏によれば,グラウンド効果を使い水面を高速飛行するもので,動態保存されている機種が残っているという。

BMW ヨーロッパ 自動車はダイキャストが元気
 今回は自動車関連のプラモデルでは目立った動きが少なく,ILMA取材班はやや肩すかしを食った格好だ。その分,京商を初めとするダイキャスト製ミニカーの展示が目に付いた。京商がBMWが99年ルマンで 優勝を飾った 早々に散った優勝を飾ったBMW V12 LMRを発売。さらに意外な展開としてナムコ Ridge4 のRidgeRacer4に登場するマシンをミニカー化するなど,意欲的な新しい方向性を見せていた。このほか,会場の入口近くでミツワ(?)が1/12のロータスを展示するなど,個人的に喜ばしい製品化が続いた。

離陸目指すミニRC市場
ニミッツR   三十郎氏の会議室で現在話題が出ている小型のRC自動車の展示も積極的に行われた。中でも最も力を入れていたのが京商のミニッツレーサーだ。すでに3種類のボディを用意している同社は今回新たにアウディTTとBMW Z8の新ボディを投入。ブースでは巨大サーキットを用意して,子供で賑わった。とはいえ,レースを前提としたラジコンの操作は難しい。広場をぐるぐる走らせるのとは勝手が違い,子供達は操作に苦しんでいた。

タイトー  そんな中,目を引いたのがタイトーが他社ブースの隅に展示した「RCでGO!」だ。以前はゲームセンター用の筐体として開発が進んでいたものだ。プレステなら時間や場所を選ばすに練習の機会を手に入れられるのでありがたい。

ようやく全員集合!
 夕方近くになりようやく松浦氏,ふじのん氏が会場入りし,全員集合となった。ふじのん氏はタイレルP34の限定再販ボディを狙っていたものの,開場5分で売り切れ,一縷の望みを託してタミヤ本社のオープンハウス会場に先行した。だが,こちらでも望みはかなわず。松浦氏も小田原で新幹線を逃し,ようやくの到着となった。

 川越発の面々は一通り見終わっていたため,作品展示やガレージセールを見て回り,今度は会場で掘り出し物探しを始めた。こりゃ買い!というものこそ巡り会えなかったが,怪しいモノ,笑えるモノはワンさか発見。バカ話,バカ笑いをしつつ,再び集合。一同は最終の5時のバスに乗り,会場を後にした。なお,掘り出し物については,近々フォトレポートの形で追加を行う予定。

ふじのん邸,第二会場に!
 会場を後にしたのち,ファミレスでデジカメ談義をしている途中,たけぞう氏とふじのん氏が古いカメラ話でブレイク。帰途にふじのん邸にお邪魔して装備を拝見することとなった。機械好きだけあって,M3などの古いライカを初めとした,二眼式のフルメカのカメラ,キヤノンのF1などのオンパレード。たけぞう氏は「本では得られない知識を一気に吸収できた」とご満悦の様子。午後10時近くにようやく解散となり,興奮さめやらぬ中,各自帰途につくこととなった。