ILMA陸戦研が技術内覧会を密かに開催
新型の砲塔旋回用サーボ,初お披露目
10月完成の線は未だ消えず,精力的に開発を続行中
完成した砲塔旋回ギア  ILMA島の陸上戦闘器械研究部隊である通称「陸戦研」は製造中の新RC戦車1/25英「センチュリオンMk.III」の技術内覧会を行った。実装が完了すると公開できなくなる各種の達成技術を外部にアピールするために行った模様だ。

 今回公開されたのは新造されたファイナルギアのケース,車体内部に実装するためにケースを切削した電池とDMDユニット,およびギアボックス。そして新たに作成された砲塔旋回用サーボである。特に砲塔旋回用サーボはILMA国際会議場で集まったアイデアがふんだんに詰め込まれた苦心作。ポテンショメーターを殺したサーボにプラネタリーギアによる減速機構を加えるなどの加工を行っている。サーボの背を低くするためにサーボの出力軸を削り込んでギアを取り付け,固定ボルトの頭が干渉しないように受け側を削り込むなどの細かな作業が行われている。

実装されるサーボギア類  センチュリオンは現在,キャタピラを駆動するギアボックス類が完成し,砲塔の旋回もメドが立った状態だ。さらに主砲の上下を行う機構をサーボロッドによる直接リンク方式と,2段階のワームギア減速による別モーター駆動の2方式が並行設計されている。後者は技術的に難しい部分が多いが,タミヤの1/16RCタイガーとほぼ互換の操作性を実現することができるという点でメリットが大きい。どちらが最終的に採用されるかは微妙な情勢だが,タミヤから赤外線模擬戦ユニットの登場が噂される現在,チャンネル数に余裕ができる後者の方式が有力視されている。