"01.08.10"Issue

オクタマ大会が久々に開催
戦車部隊、初の全集合を実現
ミニラジコン・グランプリは不調に終わる

寄ってたかって、タイガーIの大修理  7月20日の海の日、およそ11ヶ月ぶりにオクタマ大会が開催された。前回、24時間で製作されたあいば氏所有の1/16タイガーT型を筆頭に、ILMA戦車隊の1/25センチュリオン中戦車、たけぞう氏所有の1/24 90式戦車のRC戦車3両が初の勢揃いとなり、初の総合演習を行った。

タイガーT型を一年点検で補修
 昨年8月の完成以来、激しい演習を戦闘を繰り返してきたタイガーT型は、あちこちにパーツの分解、脱落が発生しており、まずは定期点検が行われることになった。幸い、前回に工場長を務めたたけぞう氏が参加していたこともあり、作業は順調に推移、脱落していたパーツの再取り付け、剥げ欠けていたデカールの補修などが行われた。脱落したパーツはあいば氏が全て保管していたため、タイガーは1時間ほどでロールアウト時の元気な姿を取り戻した。なお、オーナーからの意向により、排気筒カバーは片側だけ外した状態とし、鋳造マフラーが鑑賞できる状態とされた。
左がタミヤの1/16タイガーI、右奥がタミヤの1/25センチュリオン改、手前はマルイの1/24 90式。
苛烈な演習が始まる  補修作業の完了後、充電も済んだタイガーを筆頭にデモンストレーション走行が行われた。分厚い百科事典を将棋倒し状に並べた波状路を用意し、各車は自慢のサスペンション機構を披露した。最初にトライしたのは90式。持ち前のダッシュ力を使い、何のストレスも無く、波状路を飛ぶように駆け抜けて見せた。一方、センチュリオンはゆったりした走行を披露。長いストロークを持ちながら、耐久性に問題がある通称“ガラスの脚”を一杯に使い、慎重ながらも優雅な山越えを披露した。
 そして最後はタイガーのトライとなる。しかし、タイガーはここでまさかの苦戦。屋外での活動を主目的に作られた強靱なるキャタピラは床面では意外と滑りやすく、走破にはかなりの助走が必要であることが判明した。
 その後、障害物を置いての周回走行などを行い、タイガーと90式は主砲の発射デモを行い、審判判定による模擬演習なども行われた。センチュリオンは残念ながら、音声やBB弾といった発射機構を備えておらず、事実上の「演習標的」となってしまった。審判判定による模擬演習は意外と有効であることが判明したため、センチュリオンには発射機構の搭載が課題となりそうだ。
これがBitCharGだ!
ミニRCカー、一斉披露
 今回のもう一つの出し物は小型のRCカーだ。すべてILMA島所有のもので、京商のMINI-Z Racer「ポルシェ911GT3」、TOMYのBitCharG「スカイラインGT-R(青)」「ホンダS-2000(黄)」のお披露目となった。BitCharGは2980円で全長6cmという極小RCカー。1m四方あればレースが出来るというお手軽ラジコンだ。早速この2台を用いてレース開催となった。しかし、床の間では車輪がかなり滑りやすく、パワーのある充電直後はあっという間にスピンするというかなり難儀な車だった。実際にはタイヤのチューニングなどで解決するようだが、さくぞう氏は持ち前の適応力で、あっという間に操作をマスター。開始15分ほどで唯一「まとも」に走行出来るようになり、他を圧倒した。
 1つ残念だったのはスカイラインGT-Rの操舵装置に不調が出てしまったこと。直進安定が全くなく、突然左に急旋回を始めるというトラブルが続いた。その後の分解で、前輪を安定させるスプリングにかなりのガタが出ていることが分かり、ILMA島のレーシングチーム「ILMA-MRC」にて現在分解調整が行われている。
 翌朝、MINI-Z Racerにてタイムトライアル競技が開催された。これは2つのパイロンを8の字走行で5周するタイムを計測する簡単なもの。数十回のトライアルの結果、レコードホルダーはあいば氏となった。オーナーが結果を出せなかったことについてILMA-MRCでは「電池切れによるパワーダウン」を原因に挙げているが、真相は判然としてない。

課題残しつつも満足いく内容に
 予定外の企画として、翌日に「渓流に全長5mの巨大ダム湖建設」や「焼きそば&ビール&蝉しぐれの中で昼寝」などが思いつきで開催され、結果的にはかなり内容の濃いオクタマ大会となった。センチュリオンの発射機構やスカイラインGT-Rの操舵装置修理など、いくつかの課題を残しつつも念願の企画が実行に移せ、参加各者は大いに満足した。今後の計画として、BitCharGの全車4台によるレースの開催、MINI-Z Racerの本格導入などが期待出来そうだ。