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楽しいADSL長野田中康夫知事編 松浦 さん 2001年08月13日(月) 10時04分
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 ここにこういうことを書き込んでいいものか分からないのですが,長野県の田中康夫知事について。

 以下は私の責任で公にする感想であり,かつては会社組織でジャーナリストをしていた者としての意見です。メールアドレスは上記にある通りですので,意見のあるかたはメールでお願いします。掲示板オーナーに迷惑をかけないようにしてくださいね。

 記者会見が長野県HPで文書と音声で生のまま公開されるようになっっているんですね。

ここを押して

 自宅にADSLが入ったんでストリーミングの記者会見を聴いてみたのですが,すごく面白い。ここまで生で取材現場が公開されると,知事のスカタン部分はもちろんのこと,記者のスカタンぶりもまるみえじゃないか。

 しかも記者の実名が出ているからほとんど容赦なし。私はいいことだと思います。マスメディアは権力だから,この程度検証可能にしておくのは当然でしょう。

 とりあえず8月10日の記者会見を聴き,7月17日と8月2日の記者会見文字起こしを読みましたが,記者クラブに甘えていた記者共の醜態が,いやあ見える見える。

 田中康夫知事には激しい毀誉褒貶にさらされていますが,このスペクタクルな会見が公開されるという一点だけでも評価できると私は考えます。

 田中知事の後,もしも保守系の知事が就任したとしてこのスペクタクルを公開する根性はあるかな。多分ないぞ。田中知事と選挙を争った池田典隆前副知事だったら,こうはならなかったろうな(なんせ「ペログリ日記」を「ペロペロ日記」といっちゃった脇の甘い人物だし。相手を追いつめるなら徹底的に容赦なくやるべし。固有名詞の間違いなど論外だよね)。

 もっとも次の選挙で池田陣営がどうでるかは見物ではありますね。


 とりあえず聴いたり読んだりした範囲内で分かったこと。

 朝日新聞長野支局の五十嵐京治記者は,現時点においては記者として無能と判断できる。

 8月10日の記者会見で,他の出席者も質問したいだろうにえんえんと「田中知事が歌舞伎見物で弁当代として一万円を渡したことが公職選挙法に抵触する可能性アリ」というネタを突っ込んでいる。しかも新事実なしに,「あなたは罪悪感を感じていないんですか」というスタンス。

 昨年10月以来知事と付き合ってきて,あのタイプは事実を突きつけないとダメということが見抜けていない時点でまず減点1。さらに「歌舞伎に1万円」がおおごとではないという判断ができていないことでさらに減点(これが「選挙運動員に1万円」なら李下に冠を正さずで大ネタかも知れないけれど,「歌舞伎」だぜ,「歌舞伎」)。中身のない質問で時間を浪費した点でさらに減点。

 あまつさえ,7月17日記者会見では,その前一週間なにも質問していないことと,自分が記者会見で得た情報を使って朝日カルチャーセンターで講演したことを知事に突っ込まれている。どっちが取材をしているんだか。脇が甘いという点でもひとつ減点。

 記者会見の音声と速記録という生データに基づく限り,この人,少なくとも田中番をやめたほうが朝日新聞の紙面の質が上がるということが,家にいながらにして判断できます。

 さらに中日新聞の松平徳裕氏,7月17日の記者会見で,自分が臨時記者会見を気が付かなかったことを棚に上げて,「記者会見の周知が不徹底だ」と,これまた他の会見出席者からすれば迷惑なぐらいに長い質問をしています。

 他の記者は,その臨時記者会見に出席していたのだから,それは一言でいえば松平氏の張り巡らしていた情報アンテナの感度が悪かったということでしかないでしょう。それを知事に詰め寄るというのは甘えでしかない。

 この人も,少なくとも田中番をやめて,どこか保守系の知事のやっている県に転出したほうがいいと思う。ただしその場合,スクープも鋭い調査報道も書けないでしょう。

 ふと気が付いて,それぞれの名前でGoogle検索してみる。案の定それぞれ1件と2件しかヒットしない。
 インターネットでの存在感がその程度ということは,情報に対する感度もその程度ということでしょう。

 こういう形で情報公開が進むのは悪くないですね。

と,書きたい放題をしたので,検証用のリンクを以下に書いておきます。

 まず
「K嬢の長野県政ウォッチング日記」
ここを押して

 長野県政監視のための個人ページ。どちらかといえば田中知事より。

「田中県政メールマガジン」
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 ボランティアがやっているようだけれども,ページの印象は田中翼賛的。若いんだから,もっとツッコミを入れなくては。

「タカハシは喧嘩が嫌い」
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 安曇野在住の市民運動家によるページ。バランスが取れていると思います。

「田中知事ダイアリー」
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 産経新聞による知事の行動記録。でも揶揄する調子が文章にありあり。あげくの果てに「こう書くんでしょ」などと知事に突っ込まれている。それをまた正直に,そのように突っ込む文章で書いているあたり,「パカ」の2文字が点滅して見えてくる。産経は社の方針によるシバリのキツイ会社だから,記者がダメなのか会社そのものがダメなのか判断はできないけれど。
 少なくとも意味が取りにくい文章は記者の責任でしょう。

「ここが変だよ、康夫ちゃん」
ここを押して
 作家の大石英司氏による田中知事批判ページ。精力的に批判記事がアップされています。私から見ると共感できるところと出来ないところがあり。田中知事に対するスタンスがはっきりしている分,産経よりなんぼかまともです。

しっかりしろよ,ジャーナリズム:松浦


  • わははっ 三十郎 さん 投稿日:2001年08月13日(月) 12時38分
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    これは何とも傑作ですなぁ。
    マスコミの偏向ぶりと、無能ぶりがハッキリ分かりますな。石原都知事の『三国人』発言の時も
    名前を聞かれてきちんと答えない記者が居たり、田中外相の就任時に『今でも角栄さんは無実だと
    思ってるんですか』とか聞く馬鹿記者が居たり、日本の新聞(特に左より)の記者のレベルは恐ろしく
    低いですなぁ。
    かく言う私も、会社がエライ時期に秘書室にいて、各マスコミの取材電話を捌いていたことがありますが、
    ありゃぁ人に質問する態度じゃないですよねぇ。で話をしていると思いっきり『或る方向』へ話を
    ひん曲げようとするし。挙げ句話してもいない内容が翌日の新聞に載ったりするし。
    正直この国のマスコミは死んだと思ってます。何も期待できません。自浄作用も競争原理もないんですから。
    因みに我が社のケースで、一番紳士的取材態度で、一番嘘偽りのない報道をしたのは日経でした。

  • 見たい〜、聴きたい〜(TT) おかちん さん HomePage 投稿日:2001年08月13日(月) 13時08分
    [Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]  
    長野県のHP、大きすぎてストリーミングのページが見つからないのですが、どこで
    しょうか? というか、ライブで流れているのかな? 最近マザーボードを交換
    したらISAのサウンドカードが刺さらなくなり、しばし音無しのくらしをしている
    もんで、さっぱり分かりません。くは。聴いてみたい〜。

    うろうろ見て歩いてたんですが、記者クラブ撤廃は大英断ですねえ。
    私も仕事柄何度か記者クラブに足を運んだことがありますが、凄いトコです。
    こいつらが大新聞の記事を書いてるのか、と驚きますぞ、あれは。
    ものぐさは発明の母だけど、この発明もものぐさの母です。

  • 田中知事記者会見はここ 松浦 さん 投稿日:2001年08月14日(火) 12時30分
    [Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]  
    田中知事情報のところです。
    ここを押して

     音声はWindowsMediaPlayerです。

     これで味をしめて,他の情報公開が進んでいる県はどうかな,と見てみました。

    三重県
    ここを押して
     確かにこれはすごいや。行政情報の公開をここまでやっているとは。手堅く確実なページです。

     さすがに知事会見全文はないですね。でも知事室の電話番号を堂々載せている。知事が直接電話を取るのではく,まず秘書がフィルタリングするのでしょうがある意味これはメールアドレスより果断ですね。


    宮城県
    ここを押して

     知事ナビってのはちょっとなんだかなあ。ここを押して
    でも決して悪趣味ではない。
     知事のページに交際費執行状況があるのはさすが。
     全体に裏のデータベースを重視した作りになっているようです。

    現在一番電子化が進んでいるという横須賀市のページ
    ここを押して
     公共投資への入札が電子化されている。なるほど,業者があつまらなければ談合もできないということだな。でも,担当者がメーリングリストを立ち上げる位に知恵がついたらいたちごっこのような気もする。
     ただし書式ファイルがWord97とExcel97であるのはバツだな。

    記者クラブを全国で初めて廃止した鎌倉市
    ここを押して

     うおお,自治体ページなのにバナー広告を入れているぞ。がっちりしてますなあ。
     観光関係は充実しているけれど,行政情報は市役所まで取りに来いというスタンスのようです。ふっ,まだまだだな。


     すがすがしいページの後には暑苦しいページを。

    衆議院議員鈴木宗男
    ここを押して
     2ちゃんねるでは「ムネヲ」として人気沸騰,そのど汚い選挙と利権あさりが格好の「イヂリ」の対象となっている鈴木宗男のページ。

     うーん,いきなりのドアップでまずダメージ-2,ちょっと前まではショックウエーブ使いまくりのブロードバンドヤッホー,でも中身がないとう,これまた嫌われるページ構成でしたが,やっと非ショックウエーブのページもできました。でも中身のないことには変わりなし。
     ホームページを「電子選挙ポスター」ぐらいに考えているようです。

    参議院議員高祖憲治
    ここを押して

     郵政省のエリート官僚から転身,郵政民営化を阻むべく特定郵便局のおっさん達の票をかき集め「こうそパワーでゴー」などというおやじギャグと共に当選,でもって前代未聞の郵便局員大量逮捕,選挙違反ぞーろぞろの高祖憲治のページ。

     いきなりクリッカブルマップの巨大イメージ,しかも全く意味なしが出てきて脱力させられます。「こうそ美術館」などと自分の絵を掲載して自己宣伝臭も十分。わーお,随想なんてものもあるじゃんか。
     でもって選挙民がもっとも知りたい,「自分のとこの選挙違反についてどう考えているのか」についての記述はゼロ。

     国民をなめてますな。

    他にも笑えるページがあったら教えてください。

    松浦



  • すいません。 おかちん さん HomePage 投稿日:2001年08月14日(火) 14時53分
    [Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]  
    URL確認しました。ボタンに見えなかったんで読み落としていました。
    全文もあとから上がるようですね。サウンドカード付けるより早そう。

    >クリッカブルマップ
     アレはネタが無い時に使うと便利です。って、おお、うちのトップページも
     そうでした(^^;